地味なカードを考察したい ハースストーン

ハースストーンの地味なカードなどを紹介しています

「お前、変わっちまったな…」今は地味じゃ無くなってしまったカード達8選!

どうもこんにちは、ロンです。

日頃地味なカードばっかり紹介している自分ですが、中には「紹介した当時は地味だったけど、出世して全然地味じゃなくなったカード」というのもあります。

今回は、そんな出世したカード達を紹介します。

 

1.前線崩し

1番の出世頭はこいつでしょう。リリースされた当時は全く使い道のないカードで、自分も活躍させるのに相当苦労した記憶があるんですが…まさか「ハチだァーッ!!!」という超相性が良いカードが登場するとは思いませんでした。こいつの名を冠したデッキが環境入りするなど、予想できた人間はいないのではないでしょうか。

 

2.ヘビの結界

 

言うほど出世してないだろ、という意見の人もいそうですが、当時の採用率を考えれば十分出世した方だと思います。リリース当時はトーテムシャーマンは影も形も無かったんですが、「石工」などの登場で趣味デッキとしては使えるようになりました。こいつは丁度偶数という事もあり、「論外」から「趣味デッキでなら使える」ぐらいにはなった印象です。今のワイルドでのデッキ採用率は0.1%ほどですが、これはリリース当時のスタンでの採用率の2倍という優秀な数字です。

 

3.野蛮な魔術師

意外に思われるかもしれませんが、こいつは「深淵に眠る海底都市」のリリース当時はあまり使われてないカードでした。「竜炎のアミュレット」や「大魔術師のルーン」といったカードは当時からあったものの、軽い呪文を一切入れないビッグスペルメイジが組める状況では無かったようです。もっとも、それでも採用率0.5%ぐらいはあったので前述の2枚とはレベルが違いますが。

 

4.ペリカン・ダイバー

ペリカン・ダイバーもリリース当時は採用率0.2%ぐらいでした。「レディ・プレスタ―」の登場などで後から注目され始めた印象です。「レディ・プレスタ―」の登場は軽いミニオンの価値を大きく向上させ、他にも「バブラー」などの採用率を引き上げました。

 

5.コトリ・ライトブレード

こいつが出た当時は丁度「アダールの手」や「希望の聖典」などによる神聖呪文環境が終わった直後で、味方に使う神聖呪文と言うと「御苑の御恩」と「この橋渡るべからず」ぐらいでした。だから使われてなかったんですが、強い神聖呪文が出てくれば強そうなのは当時から明らかだったので、今出世してるのは驚く事では無いですね。

 

6.罪人の烙印

こいつはリリースから数か月後ぐらいに「使われたミニオンが死ぬ瞬間には効果が発動しない」というバグが修正されて大きく使い勝手が向上したんですが、その時には特に採用率が上がったりはしませんでした。「実質バフされたのに全然使われてないwww」などと馬鹿にされたものですが、「フェルドライ戦団」などの相性の良いカードの追加でナーフされるようなカードにまでなったのは驚きです。

 

7.結魂のアッシュタン

リリース当時はこいつを相手に押し付ける手段が無く、使い道と言えばウォーロック自傷シナジーを発動させる程度でした。リリースから大体1年ぐらい経って「サイラス・ダークムーン」が登場し、相手に押し付ける手段を得た事で使われるようになりました。

 

8.テラーガードの逃亡者

今も昔も明らかにどうしようもないカードですが、なんと今のワイルドでは採用率0.03%もあります。スタンで地味だったようなカードはワイルドでは採用率が0%という事も珍しくないので、これは大出世といえます。使い道としては復活プリーストのメタと、デスナイトで多く採用されているようなので恐らく生命奪取AOEの「血の沸騰」と合わせて使われているのだと思います。

また、クソデッキ界隈では有名な「無鉄砲な弟子」とのシナジーも見逃せません。

無鉄砲な弟子の効果は「相手のミニオンの数だけ自分のヒーローパワーを使う」であり、テラーガードの逃亡者を使えばヒーローパワーの発動回数を3回稼ぐ事が出来ます。「サー・フィンレー・マルグルトン」の雄叫び等でヒロパを変更してから無鉄砲な弟子を召喚するというクソコンボは多くの動画で取り扱われていますが、だいたいテラーガードの逃亡者と合わせて使われています。

 

 

以上、出世したカード達でした。「コトリ・ライトブレード」だけは最初から出世する事が分かり切っていたような気もしますが、他はわりと「まさかこんな使い道ができるとは…」なカードが多かったように思います。こういった、思わぬ出世カードを見つけるのもカードゲームの醍醐味ですね。