地味なカードを考察したい ハースストーン

ハースストーンの地味なカードなどを紹介しています

ハースストーン名言集 博士のメカメカ大作戦

皆さんこんにちは。ロンです。

ハースストーンのカードのセリフは、印象に残るものが沢山ありますよね。

今回はその中でも「メカメカ大作戦」という拡張で私が好きなのを紹介したいと思います。

昔のカードのセリフは段々忘れ去られるものですが、たまにはこうやって思い返したいところです。

 

①幻像術師

「なんでもお前より、うまくできる」

「いいアイデアだ」

1つ目は、やたら自信家なこのカードのセリフです。

「なんでもお前より…」は登場時、「いいアイデアだ」はこのカードの効果が発動した時のセリフです。

相手がカードを出した時、「いいアイデアだ」と言いながらそのカードをパクる…とてもお洒落だと思います。声もとてもイケメンなので、聞いた事が無い人はぜひ1度聞いてみてください。

持って無い人は、わたくしの動画で聞いてください。(宣伝)

 

②ドクター・モリガン

「死は、ただの始まりに過ぎないよ?」

「みじめで不幸な魂どもよ…」

「死は、ただの始まりに過ぎないよ?」は登場時のセリフ、「みじめで不幸な魂どもよ…」は死亡時のセリフです。このカードがこの独特なセリフとともにデッキに帰っていく姿を覚えている人も多いのではないでしょうか。

 

③デッドリンガー

「人間皆殺し」

これは印象に残っている人も多いでしょう。多くのデッキで使われたカード、デッドリンガーの登場セリフです。メカメカ大作戦のカードは人間に攻撃的なのが多いですが、これはその最たるものといえます。

 

④先遣者セレスティア

「限りの無い星々、終わりのない世界…」

「素敵だわ…」

1つ目は登場時、2つ目は攻撃時のセリフですが特に攻撃時の方を聞いた事のある人は少ないのではないでしょうか。

先遣者セレスティアをデッキに入れる人は限られているうえ、進化などから登場してもすぐに変身してしまうセレスティアが攻撃できるケースはあまり多くありません。かなりのレアセリフと言えるでしょう。

と思いましたが冒頭で紹介した幻像術師の方が多分レアです。

 

⑤パワー切れのモーラー

「バッテリーが、空でーす…」

 ランダムなメカを手に入れる系のカードの外れ枠としておなじみの「パワー切れのモーラー」ですが、登場時のこのセリフが印象に残っている方も多いでしょう。

本当にやる気がない感じで、とても好きです。

聞いた事の無い人は、わたくしの動画で聞いてください。

何度も自分の動画を宣伝して悪いですが、自分の動画以外で登場しているのを見た事がありません。

 

⑥マイラ・ロットスプリング

「力を得る代償なのね~!」

「言葉で私を殺す気なの?舌に毒でも塗ったの?」

「力を得る代償なのね~!」はこのカードの登場セリフです。

自分はこのセリフが本当に好きで、このセリフを聞くために採用していた時期もありました。現在、発見の仕様変更で大幅に弱体化してしまったのは残念なことです。

「言葉で私を殺す気なの?」の方は覚えている方も少ないでしょう。これはアドベンチャーで聞けるセリフです。

メカメカのアドベンチャーモードではマイラ・ロットスプリングを1ターンで倒すというミッションが課されるのですが、その時にエモートをするとこのセリフを聞くことができます。

 

余談ですが、メカメカのカードはアドベンチャーでよくしゃべります。

私はドクター・モリガンが思想強くて好きです。

 

おわりに

以上、メカメカのカードのセリフの紹介でした。覚えているセリフはいくつあったでしょうか。昔のカードのセリフは忘れ去られてしまうものですが、ぜひ皆さんも思い返してみてください。

 

ハースストーンのミニオンに戒名を付けてみた

※注意:この記事の著者は僧侶や仏教研究者ではありません。書かれている仏教知識の正当性は保証できません。

皆さん、こんにちは。ロンと申します。

本日は、「ハースストーンのミニオンに戒名を付ける場合、どのような戒名を付けるか」という話をしていきたいと思います。

戒名とは、仏教式のお葬式をする時に故人に付ける名前の事です。我々日本人は仏教式でお葬式をする事が多いので、ミニオンに戒名をあげてもよいと思います。

なお、この記事は動画「ハースストーンのミニオンに戒名を付けてみた」の補足として作成しています。

ミニオンに戒名を付けるまでのいきさつなどについて詳しく知りたい方は、動画の方を参照してください。

www.youtube.com

また、一部の宗派では戒名の事を戒名と言わず「法名」と呼ぶのが通例ですが、この記事では通りのよい「戒名」という名称で統一しています。

付ける対象のミニオン

今回は私の愛用する「オーガローグ」で採用するミニオンの戒名を付けたいと思います。私のデッキに入っているのは、

・奇跡の薬売り

・オーガギャングのアウトロー

・オーガギャングのライダー

・オーガギャングのエース

・スウィフトスケイルのトリックスター

・パッド親分

以上6体です。

奇跡の薬売り

1マナ2/2の新ミニオン、奇跡の薬売りには「義林釋賢薬信士」という戒名を授けたいと思います。

まず内訳を解説すると、

「義林」が道号(戒名本体の上に付ける苗字のようなもの)

「釋賢薬」が戒名本体

「信士」が位号(戒名本体の下に付ける尊称のようなもの)

となります。狭義の戒名は「釋賢薬」だけですが、通常は道号位号も全部まとめて戒名と呼びます。

まず道号ですが、戒名でよく使われる漢字の中から個人のイメージに合いそうなものを選びました。と言っても、「義」も「林」も奇跡の薬売りによく合うと直感的に思う人は少ないでしょう。

本当はもっとそれらしい漢字、例えば「蛇」の字を付けたかったのですが、動物を表す漢字は戒名では使わないので外しました。特に「蛇」は絶対に使わないと思います。

ただ、戒名は故人本人が蛇であるケースを想定していません。そういう場合は付けてもいいのかもしれません。

次の「釋」は浄土真宗の戒名(法名)によく付く字です。うちの実家は浄土真宗なので。

「賢薬」は故人の性質を表す名称として付けました。この部分は故人の本名から取る場合がありますが、今回の故人は「奇跡の薬売り」という呼称しか分からないのでこのようにしました。

「信士」は男性向けの道号のうちの1つですが、比較的ランクが低めの、値段がお安い道号です。まあ、コモンなので。

あの世は身分の差が無いところなので、あの世に持っていく名前である戒名に身分による差があるのは本来おかしな事なのですが、実際の所現世での地位や財産によってこうした差が生まれます。

なお、浄土真宗では道号は付けない事もありますが、我が家の御先祖様は皆道号が付いているのでそれに倣っています。

以上、奇跡の薬売りの戒名でした。今後、奇跡の薬売りの事は「奇跡の薬売り」では無く「義林釋賢薬信士」と呼んでいきたいと思います。

 

オーガギャングのアウトロー

彼には「二帽釋勇襲信士」と言う戒名を付けたいと思います。「にぼうしゃくゆうしゅうしんし」と読みます。

同じコモンですし、奇跡の薬売りと付け方はあまり変わりありません。故人に2つの頭がある事から「二帽」という道号を付け、能力の「急襲」からも一字を取りました。

なお、奇跡の薬売りと比べるとこっちの方がちょっと攻めてはいます。奇跡の薬売りの方は現実にあってもおかしくないような戒名ですが、こっちは100%無いと思います。

 

オーガギャングのライダー

こちらには「天山釋礼舵居士」という戒名を授けます。「てんざんしゃくらいだこじ」と読みます。

「礼舵」と書いて「らいだ」と読ませるのはちょっと無理がありますが、特に「だ」は駄とか堕とかろくな字が無く、最終的にこのようになりました。

また、ここ以降は位号が「信士」ではなく「居士」になってますが、「居士」の方がランクが上です。今は分かりませんが昔は道号を居士にするだけで葬式代が10万~20万ぐらい値上がりしたそうです。

 

オーガギャングのエース

翁岳聖盾釋回復居士」としたいと思います。「おうがくせいじゅんしゃくかいふくこじ」と読みます。

こはちょっと悩みました。最初の部分を「翁岳院」にしようかと思ったのです。戒名の「○○院」という部分は院号と呼ばれ、付くと非常にランクの高い戒名という事になります。エピックですし、エースを名乗っているので院号を付けようか悩んだのですが、結局院号はレジェンドカードだけにしようという結論になりました。

動画で紹介したような有名人は当然のように院号が付いてますが、一般人だと付けない人も多いです。我が家のご先祖様でも半分以上の人は院号は無かったと思います。

なお、動画のコメントにて「オーガギャングのエースは女性では?」という意見を頂きました。女性の場合、最後の「居士」のところが「大姉」となります。

 

スウィフトスケイルのトリックスター

厳海釋浄星居士」とします。「げんかいしゃくじょうせいこじ」と読みます。
呪文のコストをゼロにするという特徴を戒名に反映させたかったのですが、「呪」とか「魔」とか「零」とか戒名では使わないだろうなと思ってこの無難な感じになりました。

パッド親分

レジェンドのパッド親分には、「翁岳院義心疾風釋任侠道大居士」という戒名を授けたいと思います。「おうがくいんぎしんしっぷうしゃくにんきょうどうだいこじ」と読みます。100万円以上はしそうな、非常に立派な戒名です。

「翁岳院」のところは、ここは殿を付けて「翁岳院殿」とする手もありました。ただ、「院殿」はよほど偉い人でないと付けません。歴史上の人物である織田信長徳川家康、現代人で言うと田中角栄安倍晋三といった超大物でないと院殿号は貰いません。
パッド親分はレジェンドとはいえたかがギャングの親分なので、院号どまりにしました。その代わり、位号を「大居士」にしています。大居士も中々の大物向け高級位号です。


おわりに

以上、ミニオンに戒名を付ける場合の考察でした。恐らくハースストーン史上初の試みであると自負しています。

戒名というのは多くの日本人が付けて貰うことになるものですが、どのように付けているのか、どういう戒名がいくらするのか、高い戒名にはどのような意味があるのかといった事は特に今の若い人にはあまり知られていません。しかし、我々より上の世代の人にとってはとても大事な意味を持っています。

私の曽祖父は太平洋戦争で亡くなったらしいのですが、院号付きの非常に立派な戒名を貰っていました。かなり高いお金を払ったと思うのですが、残された家族は曽祖父が亡くなったことで大黒柱を失い、金銭的な面でかなり苦労をしたと聞いています。それでも高い戒名を付けてもらうくらい、戒名とは大事なものだったのです。

ぜひ皆さんも、この機会に戒名について知ってみてください。そして、ハースストーンのミニオンに戒名を付けてください。

ハースストーン名言集 天下一ヴドゥ祭

どうもこんにちは、ロンです。

「ハースストーン名言集」というような記事が話題になっているのを見て、便乗したくなったので自分も印象に残っているハースストーンのセリフを挙げていきます。

全カードからだと範囲が広すぎるので、1番好きな拡張である「天下一ヴドゥ祭」から選んでいこうと思います。

 

①ランブルタスク・シェイカー&ランブルタスク・ブレイカ

「お前の出番だ!」「ここからが、見せ場だぜ…!」

「お前の出番だ!」はランブルタスク・シェイカーが死ぬときのセリフ、「ここからが、見せ場だぜ…!」はランブルタスク・ブレイカーの登場セリフです。実際に使ってみるとランブルタスク・シェイカーの死に際に2つのセリフが重なってとてもカッコイイので、是非皆さんも使って聞いてみてください。ちなみにランブルタスク・ブレイカーの死に際のセリフは「タッチしてくれ~」です。

 

②元チャンピオン&期待の新人

「蝶のように舞い!」「蜂のように刺す!」

「蝶のように舞い!」は元チャンピオンの登場セリフ、「蜂のように刺す!」は期待の新人の登場セリフです。ランブルタスク・シェイカーと同様2つのセリフがリンクしていてよいですね。また、攻撃時のセリフは元チャンピオンが「もっと強く打て!」で期待の新人は「やったるよ!」です。期待の新人はともかく、元チャンピオンは場に出たら大体すぐ進化するか死んでしまうので、攻撃時のセリフを聞いた事のある人は少ないのではないでしょうか。

 

③女大祭司ジェクリック

「ハイリークが授けし我が翼!」

ジェクリック自体の使用率のわりに、ヴドゥ祭のリリース当時は割と知られていたセリフだと思います。なお、セリフ内に登場する「コウモリのロア・ハイリーク」の登場セリフは「お前の肉を食らおうぞ」ですが、ジェクリック以上に使われていないので全く知られていません。

 

④給水係

「ハァ、ハァ、ハァ、水いりますかー!」

「ツアーガイド」が登場した事もあって全く使われていないミニオンですが、登場セリフの一生懸命さはステキです。笑顔もにくいナイスガイです。

 

⑤アイスクリーム屋

「生首だってよだれを垂らすワ~」

「カミカミ、キーン!」

「生首だってよだれを垂らすワ~」は登場時のセリフ、「カミカミ、キーン!」は攻撃時のセリフです。私は登場時のセリフはとても好きですが、攻撃時のセリフは何を言っているのかよく分かりません。昔は「カミカミ、キーック!」だと思っていました。

 

モッシュオグのアナウンサー

「この勝負からは目が離せない」

「そうですねぇ」

2行まとめて登場時のセリフです。文字だと伝わりづらいんですが、音声で聞くと凄く適当に言っている感じがして良いです。攻撃時のセリフ「すっごーい!」も同様です。

 

⑦熱狂的闘技場ファン

「あたしみんなの大ファンなんですゥ~」

自分はこのカードが好きで、スタンにいた頃はよく使っていました。セリフも普通なようで印象に残る、よいフレーズだと思います。これも文字だと伝わらないんですが、すごくミーハーファンらしい感じが出ています。

 

おわりに

いかがでしょうか。皆さんが好きなセリフ、聞いた事のあるセリフはありましたか。あまり使われているカードでは無いので、ジェクリック以外覚えていないという人もいるかもしれません。特にランブルタスク・ブレイカーや元チャンピオンの攻撃セリフを聞いた事がある人は少ないと思います。(闘技場をよくやる人なら覚えがありそうですが)

しかし、どんな地味なカードでもちゃんとセリフが考えられており、声優さんが熱演をして、収録されているのです。めったに聞かれないセリフとは思えないほど、力が入っています。たまには、こういった地味なカードたちのセリフに目を向けてみるのもよいのではないでしょうか。

ボツデッキ紹介 発見秘策パラディン(ワイルド)

戦績:11勝19敗

キーカード:ドワーフの考古学者、闇の中の光

時の大洞窟でバフが+1/+1から+2/+2に強化された「闇の中の光」を使いたくて作ったデッキ。単体で使うとまだパワー不足だが、発見シナジーのある「ドワーフの考古学者」と合わせて使えば強いのではないか!?と思って組んでみた。

実際の所、例えば1/1/3の「アルダーの従者」を発見し、すぐ出すと、実質2マナで3/5のミニオンを出せるという事になる。弱くは無いが、ワイルドでわざわざ2枚使ってやるほどのコンボかというと…うん。発見の性質上毎回良いカードが貰えるわけでも無く、2/3/5バニラが貰えたらまだ良い方だという事も考えるとそこまで積極的に狙いたいコンボでも無かった。

30戦使ったところ2戦ぐらいは「闇の中の光」と「ドワーフの考古学者」のコンボで獲得したカードを出して勝った試合もあったのだが…発見したカードが大活躍したわけでも無く、とても地味な結果だった。それだけなら多分動画として投稿したのだが、1番の問題は相手のデッキが弱すぎた事だった。秘策パラディン自体が弱すぎるせいでTier上位のデッキ相手には全く勝てず、いい試合が撮れるのはスタンのデッキやデイリークエスト達成狙いと思われる変なデッキだけ…。という事で、地味ながらも活躍した試合が撮れたにも関わらずボツになってしまった。ワイルドではある程度強めのデッキを使わないと、そんな感じになりがちである。

ドワーフの考古学者」はスタンの頃から好きなカードなので、またどこかで使ってやりたい。「闇の中の光」は…まあいいや。

「時の大洞窟」のウォリアーのカード全部使ってみた

皆さんこんにちは。ロンです。

ワイルド専用パック「時の大洞窟」がリリースされ、過去の色々なカードがバフされましたね。

構築入りしているカードは一部のようですが、せっかくバフされたのだから全部使ってみたいところです。

というわけで、まずはウォリアーのカードから全部使ってみました。

今回はその感想を書いてみます。強い・普通・弱いの3段階で評価もしてみます。評価基準は

強い:構築で採用しうる

普通:進んで構築で採用することは無いが、採用したら役には立つ

弱い:採用しないし、無理に採用しても腐りがち

ぐらいです。

なお、全部ワイルドだけで使ってます。ツイストでは使ってません。

 

1.使えるヤツを知ってるぜ

強さ:普通

使ったデッキ:コントロールウォリアー

バフされた点:発見したミニオンに+1/+2を付与するよう変更

1マナなので余ったマナで使えるし、発見したカードはバフされた分多少強いので手札で腐る事は少ない。強くは無いが、引いたら使うかな…という感じだった。

 

2.グライムストリートの情報屋

強さ:普通

使ったデッキ:コントロールウォリアー

バフされた点:スタッツが1/1から2/2に変更

「使えるヤツを知ってるぜ」と同様、マナが余った時にとりあえず使えるカードなので腐ることは少ない。あと、名前が「グライムストリートの道具屋」と紛らわしい。

 

3.盗品

強さ:普通

使ったデッキ:ハンドバフウォリアー

バフされた点:「ランダムな手札の挑発ミニオン1体に+3/+3付与する」だったのを今の効果に変更

今時のコントロールウォリアーは挑発ミニオンをあまり採用しないので、前述のカードたちと比べると採用はしづらい。挑発ミニオンが何枚も入っているデッキを組めたなら、強くはないが最低限の仕事はする。

 

4.跳ね回る刃

強さ:弱い

使ったデッキ:コントロールウォリアー

バフされた点:コスト3から2に変更

そんなに明らかに弱そうなカードでも無いかもしれないが、必ず1体しか倒してくれない上にその1体が誰になるかもランダムというのが非常に使いにくかった。刺さる場面がいつまでも回って来ず、手札で腐る事が多かった印象。

 

5.メリケンサック

強さ:弱い

使ったデッキ:動物園ウォリアー・海賊ウォリアー

バフされた点:コスト4から3に変更

動物園ウォリアーだと、1マナの「サーカス団長のバトン」は一振りで3体に+1/+1を付与してくれる。よってたった1体しかバフできないこんなカードの出番は無い。海賊ウォリアーでも採用してみたが、クエスト報酬で必ず引けるにも関わらずほとんど使わなかった。

 

6.煤けた機械職人

強さ:弱い

使ったデッキ:ハンドバフウォリアー

バフされた点:コスト4から3に変更

「盗品」以上に普通のコントロールウォリアーで採用する理由が無いので、まずどういうデッキで採用するかを悩む必要がある。とりあえずハンドバフ主体のデッキ(弱い)を無理やり組んで使ったが、1体だけしかバフしてくれないのでそんなに強くもない。せめて種族があれば良かったのに。

 

7.痛壊な思い出

強さ:普通

使ったデッキ:コントロールウォリアー

バフされた点:なし(新カード)

アグロでもコントロールでも中途半端な効果で、どういうデッキで採用したものか悩ましい。コントロール寄りのデッキであれば、マナが余った時には使うかなという感じ。爆弾主体のウォリアーなら採用するのかもしれないが、今はそういうデッキ自体がほぼ無い。また、スペアパーツは今の環境だと弱すぎて邪魔である。

 

8.アイアンフォージのポータル

強さ:弱い

使ったデッキ:偶数クトゥーンウォリアー・コントロールウォリアー

バフされた点:コスト5から4に変更

4マナ払って、コスト4のミニオンを1体召喚しつつ装甲を4獲得というのは健全過ぎるような…。火炎呪文とはいえ、採用は厳しい。

 

9.アックスフリンガー

強さ:普通

使ったデッキ:激怒ウォリアー

バフされた点:体力5から6に変更

激怒ウォリアー向けのカードで、効果はそこまで弱くない。だが、激怒ウォリアーにとって4ターン目というのはそろそろ試合を終わらせなければいけない時期なのでこれを出すのは悠長すぎる。ちなみに、ハンターの秘策「死骸バチだァーッ!!!」を踏むと相手の顔に8点飛ぶので楽しい。

 

10.ホバート・グラップルハンマー

強さ:強い

使ったデッキ:偶数クトゥーンウォリアー・コントロールウォリアー・動物園ウォリアー

バフされた点:「雄叫び: 自分の手札とデッキの武器全てに攻撃力+1を付与する」だったのを今の効果に変更

もはや原型が無いぐらい効果が変わっているが、ここまでバフされると流石に強い。コントロールでも動物園でも早めに引きたいカードだった。ただ、デッキの武器が4枚ぐらいで武器ドローも無いとたまに中々効果を発動できない事がある。

 

11.象牙のルーク

強さ:弱い

使ったデッキ:偶数クトゥーンウォリアー

バフされた点:なし(新カード)

発見するカードは中立の弱いカードが多いうえ、コストが高いカードはあまり選択肢に出て来ない。2マナ~5マナぐらいの微妙なカードを発見せざるを得ない事が多かった印象だ。自身が4/4/4バニラというのもつらい。せめて挑発を持っていて欲しかった。

 

12.ドン・ハン=チョー

強さ:弱い

使ったデッキ:ハンドバフウォリアー・コントロールウォリアー

バフされた点:7/5/6だったのが5/5/5に変更

ハンドバフウォリアーがデッキとして弱すぎて適正な評価が難しかったので、コントロールウォリアーでも使ってみた。しかし、流石にデッキの方向性から浮きすぎていてあまり役に立たなかった。「永遠の炎イグニス」や「冒険王トニー」をバフしても、何の意味も無い…。

 

13.横丁の鎧職人

強さ:弱い

使ったデッキ:ハンドバフウォリアー

バフされた点:攻撃力2だったのが3に変更

だいたい「屑鉄ゴーレム」と同じぐらいの強さ。種族が無い分ちょっとだけ負けているかもしれない。

 

14.アイアン・ジャガーノート

強さ:弱い

使ったデッキ:ジャガーノートウォリアー

バフされた点:雄叫びだけでなく断末魔でも地雷を埋めるよう変更

こいつを増殖させて地雷をたくさん埋める事に全振りしたデッキを作ってみたが、めちゃくちゃ弱かった。普通のコントロールウォリアーでもE.T.Cの選択肢に入れてちょっとだけ使ってみたが、残念ながら選ぶことは無かった。

 

15.古代の盾持ち

強さ:強い

使ったデッキ:偶数クトゥーンウォリアー

バフされた点:コストが7から6に変更

クトゥーンウォリアーだと流石にまあまあ強い。クトゥーンウォリアーを組むなら採用するはず。クトゥーンウォリアー自体が現状どこまでやれるかは分からないが…強かったとXで言ってる人もいたから強いんだろう。多分。

 

まとめ

わざわざバフしたからには使えるカードが多いんだろうなと思ったが、構築レベルまで強化されたカードは案外少なかった。この中では最強と思われるホバート・グラップルハンマーにしてもぶっ壊れというほどでは無く、まずまずという印象だった。ワイルドよりツイストを意識したバフだったのだろうか…。ただ、通常日の目を見る事が無いワイルドのカードたちがバフされてこうして注目を浴びるようになったことは素直に嬉しいので、他のクラスのカードも試していきたい。

「お前、変わっちまったな…」今は地味じゃ無くなってしまったカード達8選!

どうもこんにちは、ロンです。

日頃地味なカードばっかり紹介している自分ですが、中には「紹介した当時は地味だったけど、出世して全然地味じゃなくなったカード」というのもあります。

今回は、そんな出世したカード達を紹介します。

 

1.前線崩し

1番の出世頭はこいつでしょう。リリースされた当時は全く使い道のないカードで、自分も活躍させるのに相当苦労した記憶があるんですが…まさか「ハチだァーッ!!!」という超相性が良いカードが登場するとは思いませんでした。こいつの名を冠したデッキが環境入りするなど、予想できた人間はいないのではないでしょうか。

 

2.ヘビの結界

 

言うほど出世してないだろ、という意見の人もいそうですが、当時の採用率を考えれば十分出世した方だと思います。リリース当時はトーテムシャーマンは影も形も無かったんですが、「石工」などの登場で趣味デッキとしては使えるようになりました。こいつは丁度偶数という事もあり、「論外」から「趣味デッキでなら使える」ぐらいにはなった印象です。今のワイルドでのデッキ採用率は0.1%ほどですが、これはリリース当時のスタンでの採用率の2倍という優秀な数字です。

 

3.野蛮な魔術師

意外に思われるかもしれませんが、こいつは「深淵に眠る海底都市」のリリース当時はあまり使われてないカードでした。「竜炎のアミュレット」や「大魔術師のルーン」といったカードは当時からあったものの、軽い呪文を一切入れないビッグスペルメイジが組める状況では無かったようです。もっとも、それでも採用率0.5%ぐらいはあったので前述の2枚とはレベルが違いますが。

 

4.ペリカン・ダイバー

ペリカン・ダイバーもリリース当時は採用率0.2%ぐらいでした。「レディ・プレスタ―」の登場などで後から注目され始めた印象です。「レディ・プレスタ―」の登場は軽いミニオンの価値を大きく向上させ、他にも「バブラー」などの採用率を引き上げました。

 

5.コトリ・ライトブレード

こいつが出た当時は丁度「アダールの手」や「希望の聖典」などによる神聖呪文環境が終わった直後で、味方に使う神聖呪文と言うと「御苑の御恩」と「この橋渡るべからず」ぐらいでした。だから使われてなかったんですが、強い神聖呪文が出てくれば強そうなのは当時から明らかだったので、今出世してるのは驚く事では無いですね。

 

6.罪人の烙印

こいつはリリースから数か月後ぐらいに「使われたミニオンが死ぬ瞬間には効果が発動しない」というバグが修正されて大きく使い勝手が向上したんですが、その時には特に採用率が上がったりはしませんでした。「実質バフされたのに全然使われてないwww」などと馬鹿にされたものですが、「フェルドライ戦団」などの相性の良いカードの追加でナーフされるようなカードにまでなったのは驚きです。

 

7.結魂のアッシュタン

リリース当時はこいつを相手に押し付ける手段が無く、使い道と言えばウォーロック自傷シナジーを発動させる程度でした。リリースから大体1年ぐらい経って「サイラス・ダークムーン」が登場し、相手に押し付ける手段を得た事で使われるようになりました。

 

8.テラーガードの逃亡者

今も昔も明らかにどうしようもないカードですが、なんと今のワイルドでは採用率0.03%もあります。スタンで地味だったようなカードはワイルドでは採用率が0%という事も珍しくないので、これは大出世といえます。使い道としては復活プリーストのメタと、デスナイトで多く採用されているようなので恐らく生命奪取AOEの「血の沸騰」と合わせて使われているのだと思います。

また、クソデッキ界隈では有名な「無鉄砲な弟子」とのシナジーも見逃せません。

無鉄砲な弟子の効果は「相手のミニオンの数だけ自分のヒーローパワーを使う」であり、テラーガードの逃亡者を使えばヒーローパワーの発動回数を3回稼ぐ事が出来ます。「サー・フィンレー・マルグルトン」の雄叫び等でヒロパを変更してから無鉄砲な弟子を召喚するというクソコンボは多くの動画で取り扱われていますが、だいたいテラーガードの逃亡者と合わせて使われています。

 

 

以上、出世したカード達でした。「コトリ・ライトブレード」だけは最初から出世する事が分かり切っていたような気もしますが、他はわりと「まさかこんな使い道ができるとは…」なカードが多かったように思います。こういった、思わぬ出世カードを見つけるのもカードゲームの醍醐味ですね。

「悲惨な追放者」と相性のいい異端カードランキング・ベスト9!

どうもこんにちは、ロンです。

皆さんは「悲惨な追放者」と言うカードを知っていますか。

往年のミラクルローグやミラクルプリーストを思い出す楽しい効果のカードで、ラダーで採用すると勝率を犠牲に色々な異端カードの効果を体験する事ができます。

自分はこのカードをスタンで70戦ほど使ったので、今回はその経験を元に「悲惨な追放者と相性のいい異端カードランキング」を発表したいと思います。今のスタンに異端カードは全部で9枚なので、ベスト9です。相性の良さの基準は一緒にデッキに入れて効果を起動するのに良いかというのと、こいつの効果で引いて嬉しいかどうかという点もあります。悲惨な追放者を採用している人はぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

1位:獰猛なアウトサイダー

1位は悲惨な追放者と一緒の拡張で登場した異端カード、獰猛なアウトサイダーです。基本的にコストが低いカードほど相性がいいので、実質0マナで出せるこいつは相性最高です。(悲惨な追放者の効果で貰うカードは手札の右端に入るため、すぐ使えば異端は必ず発動します)ただし、こいつも悲惨な追放者に負けないほどの地味カードで、単体で使うと全く強くない点には注意が必要です。自分も相性の良さは感じつつ、採用はしませんでした。

 

2位:深紅の秘印の使い走り

2位は同じく1マナの異端カード、深紅の秘印の使い走りです。獰猛なアウトサイダーよりは使われているカードなので、こちらの方が採用はしやすいでしょう。また、悲惨な追放者の効果は異端を発動させなくても働くので、自分はよく手札の真ん中からこいつを出してました。

 

 

3位:むら気な賢者

3位は2マナの、むら気な賢者です。やはりコストを下げる効果はミラクル的な性質を持つ悲惨な追放者と相性が良く、手札の端に他の異端カードを持っていた場合は1ターンに複数回悲惨な追放者の効果を発動させることが期待できます。

 

4位:霊視力

4位は現在最もよく使われている異端カード、霊視力です。2マナとは言え、効果がそれなりに有用なので合わせて使ってもまあまあです。なお、悲惨な追放者の効果は手札から出したカードの効果の後に発動するため、ちゃんと霊視力でカードを引いてから異端カードを手札に加えるので異端発動の邪魔はしません。

 

5位:魔眼光

5位は魔眼光です。必ず1マナになる点は良いんですが、相手のミニオンを対象とする事には注意が必要です。異端カードは他にも相手のミニオンがいないと使っても意味の無いカードがあり、あまりミニオンを出さない相手に対して悲惨な追放者の効果を発動し続けているとすぐに向こうの盤面が空になります。自分が使っていた時も相手の盤面にミニオンがいないせいで、盤面に悲惨な追放者がいるのに異端カードを使えなくなった試合が結構ありました。

 

6位:ガナーグのグレイヴ鍛冶

6位は名前をちゃんと覚えている人が少なそうなカード、ガナーグのグレイヴ鍛冶です。良くも悪くも無い(どちらかというとちょっと悪め)という感じで、特に言う事はありません。

 

7位:混沌吸血

7位は混沌吸血です。弱くは無いんですが魔眼光と効果が被っています。こいつと魔眼光が続けて来ると相手の盤面からミニオンがいなくなったり、自分の体力が既に満タンだったりと本来の効果を発揮できない状況になっている事がよくあります。

 

8位:カートラス・アッシュフォールン

8位はレジェンドのカートラス・アッシュフォールンです。ちなみに、世間でのこいつの採用率は現在0.03%で、悲惨な追放者にもガナーグのグレイヴ鍛冶にも負けています。異端カードで1番重い上に相手の場にミニオンがいないと意味の無い効果、さらに単体性能も全然採用されてないレベルとあってはビリから2番目という順位もうなずけるでしょう。

 

9位:復讐の霊

最下位はダントツで復讐の霊です。断末魔ミニオンを採用しないデッキではこいつはただの4/4バニラという事になりますが、今のデーモンハンターのデッキはほぼ断末魔ミニオンを採用しません。また、まさか悲惨な追放者が9分の1で持ってくるこいつのために断末魔ミニオンを入れる訳にもいかないでしょう。悲惨な追放者がこいつを持ってくると大体そこでコンボが止まるため、自分は毎回「復讐の霊だけはやめてくれ!」と思いながら悲惨な追放者を出してました。

 

 

以上、悲惨な追放者と相性のいい異端カードランキングでした。悲惨な追放者についての情報はまだまだ少ないので、これから悲惨な追放者を使おうと考えている人にはかなり参考になったのではないでしょうか?ちなみに、今の悲惨な追放者のデッキ採用率は0.07%、デッキ勝率は45%ほどです。勝率を犠牲にして変なカードを使ってみたいという人は、ぜひ悲惨な追放者を採用してみてください。