どうもこんにちは、ロンです。
この間、白いドレスの貴婦人というカードで動画を撮るために性悪プリーストなるデッキを使ったのですが、その時に妖の森ウィッチウッドにて登場した「ワームガード」を採用しました。
ワイルドでのデッキ採用率は0.04%ほどで、白いドレスの貴婦人よりはマシ（貴婦人は0.00%）という事で動画の主人公にはしなかったんですが相当地味なカードです。今回は、このワームガードを使った感想を書きたいと思います。
1. 使用デッキ
前述の通り性悪プリーストと、ついでにハイランダーメイジでも使ってみました。ちなみに性悪プリにはドラゴンが8枚、ハイランダーメイジには5枚入ってます。
2. 活躍度
地味でした。早めに出せればゲームを決めるポテンシャルを持つ白いドレスの貴婦人と違って、こりゃスゴイ！という活躍をしてくれたことは1回もありませんでした。と言うか、こいつのお陰で勝った試合あったかな…？というレベル。性悪プリの方では白いドレスの貴婦人の効果で7/12/11になって相手の顔を殴ってくれた事が何回かありましたが、それはワームガードが活躍したとは言えないと思います。ハイランダーメイジの方に至っては1枚しか入ってない事もあり、採用してた事を忘れるぐらいでした。
3. ダメなところ
これはもう、簡単です。カードパワー不足です。ワームガードとは「7ターン目に7/4/11挑発として出せるカード」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。雄叫びで強くなるカードである以上、復活プリなどで踏み倒して出す事もできず7マナ払うしか場に出す手段が無いわけです。そして、7マナ払って4/11挑発を出すという行為は、まあ弱くは無いんですが言うほど強くも無く、今のワイルドでは微妙な行動です。対アグロであれば刺さりそうな気もしますが、今アグロ・テンポデッキの中で1番多い秘策メイジに対してはヒツジにされるのが怖くて出せないし、そもそも7マナもかかるただの挑発という時点で対アグロで出しやすくないし、あんまり強くなかったです。
4. いいところ
手札にドラゴンがいないと効果が発動しない所と自身がドラゴンでは無い所は、あまり気になりませんでした。まあ、それ以前の問題（パワー不足）が大きすぎただけかも知れませんが。あとは、やはり白いドレスの貴婦人との相性は最高です。なんと、ワームガードはプリーストで使える挑発ミニオンの中では3位の体力を持っています（雄叫びで体力が減るミニオンは除く）。1位が8マナのモッシュオグの審判、2位が9マナの眠れるドラゴンである事を考えると、トップクラスの相性の良さと言っていいでしょう。（審判の方が強い気はしますが）
5. 結論
ワームガードを2つのデッキで使った結論は、「ワームガードは単体では採用する意味が無いが、白いドレスの貴婦人と合わせればそこそこ強い」という事でした。HsReplayのデッキ採用率ではワームガードの方が勝っており、プリースト限定での使用率すらワームガードの方が高いんですが、実際に使ってみると白いドレスの貴婦人こそが主役で、ワームガードは白いドレスの貴婦人がいる事でやっとギリギリ採用するか考えてもいい位の存在でした。また、「内なる炎」を採用する事で貴婦人抜きでもワームガードの強みを生かす方法も考えられますが、内なる炎を採用するようなデッキは復活系を含む多数の呪文を採用するため、種族シナジー持ち・雄叫び持ちのワームガードは採用候補にならないように思います。
使った印象としては、白いドレスの貴婦人はレアリティの問題やら何やらで強さのわりに採用率が低く出ており、逆にワームガードは高く出ているような気がしました。こういった事は実際に使わないと分からないですね。皆さんもよかったら、白いドレスの貴婦人をワイルドで使ってみてください。そして、ついでにワームガードも使ってみてください。
