地味なカードを考察したい ハースストーン

ハースストーンの地味なカードなどを紹介しています

遺物デモハンに異物入れてみた

どうもこんにちは。ロンです。

最近遺物デーモンハンターにハマっていて、スタンではそればかり使っています。

遺物デーモンハンターというデッキは楽しくて強いんですが、メインとなっている30枚のデッキは自由枠が少なく、地味なカードを採用しづらいのが悩みどころですね、

しかし、だからと言って諦めてしうのは良くない事です。無理やりにでも地味なカードを採用したら案外強いかも知れませんし、もしかしたらそれが新たなTier1デッキになるかも知れません。

という事で、今回は6種類の地味なカードを遺物デモハンで採用して、実際に使ってみました。

この記事ではその感想を書いていきます。

 

①装備品タメコミ君

おすすめ度★

遺物デモハンは挑発ミニオンを採用しないので、対アグロでは顔を守れずに負けがちです。という事で序盤に出しやすい挑発ミニオンを採用して見ました。

一見それなりに使えそうなんですが、デモハンというヒーローはヒロパが1マナであるため「ターン終了時に未使用のマナが残る」という機会は他のヒーローに比べると非常に少ないと言えます。特に、普通にプレイしていたら1ターン目にマナを余らせる事が絶対に無いというのは致命傷でした。

という事で、デモハンで装備品タメコミ君を使うのはやめましょう。使う前に気付けって?だまらっしゃい

 

②魂の監視者

おすすめ度★★

こいつは遺物デモハンとのシナジーは特に無いんですが、新カードなのでとりあえず使ってみました。

苦手にしているアグロデッキに対して全く戦力にならないうえ、遅めのデッキに対してもあまり刺さらないので使うべきでは無いでしょう。

多分、他のデッキで採用する場合も似た事がいえると思います。

 

③カミツキリュウ

おすすめ度★★★

遺物デモハンは大体10枚ぐらいは雄叫びミニオンを採用するので、邪魔にはならんだろうと考えて入れてみたカードです。まあ、序盤に出せれば約10枚を+1/+1バフできるので弱くは無いです。

しかし、1つものすごく大きな問題があります。遺物デモハンは「遺物庫」をはじめとする遺物シナジーのカードを引きたいので、マリガンでこれをキープできないのです。

こいつに限らず、コストが軽めのカードや序盤に引きたい系のカードは遺物デモハンでは「マリガンでキープしたくない」という問題を抱える事になります。

 

④マッドボンバー

おすすめ度★★★★

使った人なら分かると思うんですが、遺物デモハンの天敵はアグロです。アグロドルイドあたりには相当がんばらないと押し切られます。

なので、序盤にバラ撒かれたトークンたちを一掃できる(かもしれない)こいつを採用してみました。

対アグロという面では想定通りまあまあ活躍してくれたんですが、カミツキリュウと同様「マリガンでキープすると遺物庫を引く権利を手放す事になる」という点がマイナスです。

 

⑤罪燃ゴーレム

おすすめ度★★★★

対アグロでは全く活躍しないんですが、長引くゲームだと遺物デモハンは8/8以上のミニオンを沢山召喚するので刺さるんじゃないかと思い入れてみました。

想像通り、長引くゲームで終盤に引ければ20/20ぐらいには成長してくれます。ただし、どんなに成長しても所詮バニラなので攻撃的なデッキ相手には出せる機会が相当限られています。これはどんなデッキに入れても致命的となる罪燃ゴーレム最大の弱点です。

また、遺物デモハンは1/1ぐらいのトークンを召喚する事も少なくないデッキです。特に序盤は「幻影の遺物」で1/1や2/2のトークンをバラ撒きたい場合が多く、序盤に引いてしまうと大体悲しいスタッツになります。

しかし、そんな時には「狂乱侯爵シオタ―」が有効です。1/1トークンを吸魂して残念ゴーレムが誕生してしまったら、シオタ―で相手に押し付ければよいのです。

 

⑥マッデストボンバー

おすすめ度★★★★★

マッドボンバーやカミツキリュウのお陰でマリガンで残したくなるカードは入れない方がよい事が分かったので、重めのカードに挑戦してみました。

遺物デモハンは、ブラン・ブロンズビアードと相性の良いフィニッシャーとしてアレクストラーザを採用する場合があります。雄叫びで8点を食らわせるアレクがアリなら、12点出せるマッデストボンバーもアリなのでは無いでしょうか。

使ってみた所、罪燃ゴーレムと同じように長引く試合では有用でした。罪燃ゴーレムほどはクセが無く、相手が細かいミニオンを出している場面では除去としても使えない事はないため出しやすさでは勝っていたと思います。

 

まとめ

まず言っておきたいのは、おすすめ度の★は相対評価だという事です。この中で比較的マシなものに★5を付けただけで、遺物デモハンに入れたら勝率が上がる訳では全くありません。と言うか多分勝率は下がります。

また、罪燃ゴーレムのところでシオターにちょっと触れましたが、紹介したカードは全部「シオタ―で相手に押し付けても勿体無くない」というメリットはありました。「魂の監視者」だけはちょっとリスクがありますが、それでも他のカードを渡してしまうよりはマシといえます。そんなカード最初から採用するなって話ですが。

まあしかし、こういった忘れ去られたミニオンをたまに使ってみるのは楽しいものです。皆さんも是非、お気に入りのデッキに異物を混ぜ込んでみてください。