どうも、ブロマガがサービス停止という事ではてなブログにやってきました。ロンです。
2021年の5月3日と4日に「ヴドゥ祭の地味なカードワースト20全部ワイルドで輝かせるまで寝れません」という企画をやりました。スタンにいた頃ですら地味なカードをワイルドで輝かせるのはかなり大変で、合計26時間くらいかかりました。
今回は、その企画中輝かせるのが大変だったランキング=弱いランキングを発表しようと思います。ヴドゥ祭のカードがスタンにいる頃も同じ事をしましたが、やはりワイルドという事で使い勝手が変わっていたカードも結構ありました。
ノミネートされた地味なカードたちは以下です。皆さんも、どのカードが1番弱いか予想してみてください。スタン当時強かった順に貼っていきます。
ハイリークなど弱いなりに強烈な印象を残したカードもありますが、多くのカードは「こんなやついたっけ?」程度の印象なのではないでしょうか。それでは、ランキングを20位=1番強かったカードから発表していきます。
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20位:ドロバッシャー
スタン順位:20位
使用デッキ:クエストシャーマン
輝かせ方:ロウゼブを何度も使いまわしてスペルメイジ相手に何もさせずに勝利
やはり、スタン当時も1番強かったカードは別格でした。こいつとゴルゴン・ゾーラでロウゼブを3回くらい使いまわし、相手は何もできずコンシしていきました。ロウゼブが強いだけとかゴルゴン・ゾーラの方が良いとかいう意見もあるでしょうが、1枚しか入れられないそいつらの代わりになれるというだけで優秀です。
19位:前線崩し
スタン順位:12位
使用デッキ:前線崩しドルイド
輝かせ方:「ハチだァーッ!!!」で攻撃力を1200くらいにしてから「大地のウロコ」で攻撃力と同数の装甲を得て勝利
ワイルドでは上記のコンボで大量の装甲を稼ぐ事が可能でして、そのコンボ専用のデッキであれば簡単に活躍させられます。強いデッキでは全然ないんですが。
18位:ハーフタイム清掃員
スタン順位:18位
使用デッキ:マリゴスドルイド
輝かせ方:装甲を12点稼ぎ、リーサルにも関わった
スタンにいた当時から、強くは無いものの地味なりに仕事をしてくれるカードです。ドルイドにはこれと相性の良い樫の召喚やジャスパーの呪文石があるので、入れても邪魔にはなりません。
17位:ヘビの結界
スタン順位:10位
使用デッキ:トーテムシャーマン
輝かせ方:効果で6点削って勝った
これがスタンにいた頃はトーテムシナジーの強いカードがあまり無かったのですが、ワイルドには大トーテム・アイソアを筆頭にトーテム種族を活かせるカードが沢山あるので当時よりは全然使えます。
16位:ロアの紋章
スタン順位:17位
輝かせ方:普通にミニオン挑発付与したりバフしたりした
こいつは登場直後は弱かったんですが、選択と相性のいいクエストの登場によってそれなりに使えるカードになりました。他の選択カードの方がもっと強いのでわざわざ採用するかと言うとしないし、まず今のワイルドでクエストドルイドは大して強くもないんですが、使ったら使ったである程度の仕事はします。
15位:グルバシの供物
スタン順位:11位
使用デッキ:キューブロック
輝かせ方:1ターン目と2ターン目に出して装甲を16稼いだ事によってリーサルを逃れた
意外と思われるかもしれませんが、今のワイルドではグルバシの供物は案外使えます。スペルメイジなどのよく見かけるデッキは1ターン目に出されたこいつを処理しない事が多く、装甲を8も稼げば流石に勝敗に大きく関わってくるので。
序盤に引けないとお荷物になりがちですが、1ターン目などに出せれば結構刺さります。スタンで使った頃より使い勝手が良いかもなという印象でした。
14位:ブーティ・ベイのノミ屋
スタン順位:4位
使用デッキ:アグロパラディン
輝かせ方:動員から出てきて何回も殴ってリーサルもした
この世に動員が存在する限り、ある程度の使い勝手は保証されているカードです。手札から普通に出すとただのクソカードでしかないんですが、動員から出すとそれなりに強いです。まあカニライダーとかより強いかって言うとかなり怪しいんですが。
スタンにいた頃よりかなり順位が下がってるのは当時より動員が強くなっている(当時5コスだった)のと、他のカードがワイルドでは活躍できなさすぎて想定的な評価が上がったせいです。
13位:イボの魔女
スタン順位:15位
使用デッキ:アグロシャーマン
輝かせ方:往餓術師から出てきたトークンを破壊してリーサルに貢献した
ブーティ・ベイのノミ屋と同様、本人は弱くとも入るデッキが強いので何とかなっているミニオンです。ただし、動員から出てくるだけで仕事した事になるブーティ・ベイのノミ屋と違って効果発動の条件がキツイので、活躍させるにはかなり時間がかかりました。
輝いた試合は地味ですが、呪文だと往餓術師のせいでリーサルにならない所だったのでこいつでしか出来ないリーサルだったと思います。
12位:盗んだナイフ
スタン順位:9位
使用デッキ:偶数ローグ
輝かせ方:ノール叩きのハンマーを発見し、ぶんどり幽霊船員をバフしたり殴ったりした
この辺から、かなり性能が怪しくなってきます。まず、ただ1枚のカードを発見するだけで2コスというのは相当コスパが悪く、発見した武器をよほど上手く使えないとテンポロスを招きます。また、一見相性が良さそうなテスローグはほぼ亡霊カトラスを採用するため、こんなものを採用する余地はありません。
そんなダメカードで、ワイルドは特定クラス専用みたいな外れ武器(マナアリの髑髏とか)も多いんで特に強化されたという事も無いんですが、「段取りと合わせて使えば普通の発見カードとしての仕事はしてくれる」という時点でまだ活かしやすいのかなと思います。
11位:グリフター
スタン順位:18位
使用デッキ:性悪プリースト
輝かせ方:グリフターから発見した防腐の儀式のお陰で勝った
スタンに比べて、かなり順位が上がった(弱くなった)カードです。1番大きな理由は発見の仕様変更ですが、ワイルドはスタンに比べて強力なシナジーを持ったカードを組み合わせてデッキを組む事が可能なので、こういった何のシナジーも無いバニラと大して変わらないようなカードはあまり強くないというのもあるのかなと思います。
10位:ランブルタスク・シェイカー
スタン順位:13位
使用デッキ:性悪ハンター
輝かせ方:ンゾスの魔石から召喚し顔面を殴るなどした
グリフターと同様、シナジーを持たせづらい平凡なカードです。スタンでは性悪な召喚士を採用したデッキだと少しは枠が余り、こういったカードを採用する余地も無くは無いんですがワイルドではこんなのを採用する枠はありません。ただ、良くも悪くも平凡なのでデッキを必要以上に歪めず、出したら最低限くらいの仕事はしてくれます。
9位:闘技場の常連客
スタン順位:2位
使用デッキ:ハンドバフパラディン
輝かせ方:ハンドバフした状態で空飛ぶほうきと一緒に場に出し、血祭を3回くらい発動してリーサルした
スタンではワースト2位の評価でしたが、ワイルドでは強力なハンドバフや空飛ぶほうきとの相性の良さを評価してこの順位です。登場直後は急襲を付ける方法がギザギザの刃や猟犬使いショー程度しか無く、本当に使いづらいカードでした。
まあ、今も使いづらい事に変わりは無く、ハンドバフパラディンで採用してもかなり異物感が漂ってしまうのですが。
8位:ドラッカリのトリックスター
スタン順位:7位
使用デッキ:テスローグ
輝かせ方:相手のスペルメイジが手札9枚の状態で出したらフレイムウェイカーが燃えた
グリフターと同様、シナジーを発揮しづらい弱いカードです。私は新クエストローグに入れてクエストカウントを進める事を狙いましたが中立カードを持ってくることが多く、上手くいきませんでした。また、自分が貰うカードの質はグリフターと比べて低い印象があります。
こいつを輝かせた試合ではこいつが相手に渡したカードのお陰で勝ったわけですが、ただ相手にカードを渡すだけならキング・ムクラでもブーティ・ベイのノミ屋でも良かった訳で、不完全燃焼感は否めません。
7位:コウモリのロア・ハイリーク
スタン順位:8位
使用デッキ:ハンドバフウォーロック
輝かせ方:4/4にバフしてロウゼブと一緒に出してリーサルを達成した
今も昔も非常に多くの介護を必要とする弱いカードです。こいつを4/4までバフし、ソーリサン皇帝とドラッカリの呪い師のコンボでコストを下げ、ロウゼブと一緒に出してやっとこいつのお陰でリーサルする事ができましたが、逆に言えばそこまでしなければ活躍のビジョンが見えないという事です。
6位:アイスクリーム屋
スタン順位:1位
使用デッキ:シャダウォックシャーマン
輝かせ方:アイスクリーム屋で稼いだ装甲のお陰でリーサルを逃れたのでクリア
ヴドゥ祭がスタンにいた頃に作ったランキングではワースト1位と評価した、非常に弱いミニオンです。こいつをまともに輝かせようとする場合、味方を凍結させる効果を持つ謎カード(ヒルドニル・フロストライダールなど)を2枚、3枚と採用せざるを得ない点が本当に弱い。
当時より評価が上がったのはサロナイト鉱山の奴隷のナーフが解除され、シャダウォック無限アイスコンボが可能になった点が大きいです。また、スペルメイジという打点の限られたデッキがトップメタに存在し、装甲の価値が高い点も評価しています。
5位:怪力乱神
スタン順位:16位
使用デッキ:怪力乱神プリースト
輝かせ方:ウィスプなどの安いミニオンを大量に採用したデッキでデッキのミニオンを沢山バフした
「でっか化」が登場した今、見返すとちゃんちゃらおかしいカードです。当時からクソ弱かったんですがワイルドのカードパワーによってさらに弱くなりました。怪力乱神というカードを採用したデッキを組む場合、怪力乱神を主軸とした専用構築を組む必要があります。そういったカードの場合、スタンでもワイルドでもあまりデッキが変わらずワイルドでは周りのパワーに置いて行かれやすい印象があります。
4位:更生する構成員
スタン順位:6位
使用デッキ:自傷ウォリアー
輝かせ方:対スペルメイジでフレイムウェイカーの攻撃を耐えきり、コンシさせた
スタンにいた頃からそうなんですが、実質3/5バニラと言っていいほど効果発動のタイミングが無いミニオンです。当時回復ズーなどでも試したんですがあまりに効果が発動しないので、無理やり自分から効果を発動させに行ける自傷ウォリアーで採用しました。
ワイルドでもスタンでも、自傷ウォリアーでこいつを採用する戦略的なメリットは殆どありません。「暴走」などを使いづらい分、ただの4/3/6バニラと比べても負けている可能性すらあります。ただ、効果の発動しているところを見たいなら自傷ウォリアーがベストというだけです。
3位:闘技場の宝箱
スタン順位:14位
使用デッキ:メックトゥーンハンター
輝かせ方:死にまねと合わせてカードを合計8枚ドローし、メックトゥーンの断末魔発動に貢献した
配信中、最も輝かせるのに手こずったカードです。場に出したミニオンにバフをするデッキや断末魔シナジーが今のワイルドで強くないので、まず輝かせるデッキが中々決まりませんでした。元々強いハンドバフパラディンで採用したら良かったのかも知れませんが、あのデッキはドローに困っていないので折角ならドロー能力の活かせるデッキにしたい、とメックトゥーンハンターにしたのですが相当時間がかかりました。
スタンにいた当時はドローに困っているヒーローがいくらかいたのと、併せて使っていた剣竜騎乗が強く使用感が悪くなかったので順位が良かったのかなと思います。(今思えば当時はちょっと過大評価していた気もしますが)
2位:グルバシ・チキン
スタン順位:3位
使用デッキ:獣ハンター
輝かせ方:血祭の発動した状態で顔面を殴り、リーサルを達成した
製作者側も使わせるつもりで作っていないと思いますが、無理やり使おうとしても中々使えません。バフを付けて、急襲を付けて、ヘルスが少ない相手ミニオンを殴ってやっと効果が発動し、さらにその状態で相手の顔を殴るためにはもう1ターン生き残らないといけないというとんでもない性能です。
配信中もなかなか活躍しなかったんですが、やはり獣という事で凄まじき狂乱などのサポートカードが多い点はメリットです。ただ、同じ1コス獣でもアングリーチキンの方がずっと強いと思います。アングリーチキンも使った事あるので間違いありません。
1位:給水係
スタン順位:5位
使用デッキ:フェイスハンター
輝かせ方:2ターン目に、3匹がキルのカウントを進めつつ2/1として登場し2点削った
元々終わってましたが、「ツアーガイド」の登場で完全に終わったカードです。他のヒーローで採用すると大体なんかのカードの劣化になるのでヒロパ依存度の高いフェイスハンターで採用するんですが、スタンにいた頃と違ってフェイスハンター自体弱いし、ツアーガイドが登場しちゃったしで完全に存在価値を失っています。
他のヒーローで使った時も含めて1番強い動きは「1ターン目に3匹がキル、2ターン目に給水係出してヒロパ」だと思うんですが、大して強くもありません。手札が少ない時に引くとただの2/2/1バニラにしかならないという点を考えると4/3/5バニラの更生する構成員には劣っており、最高に強い動きができても大した事ないという点で闘技場の宝箱に劣っており、種族シナジーで無理矢理バフしたりもできない点でグルバシ・チキンにも及ばないと考えて最下位にしました。
ちなみに、配信中はフェイスハンターと言うデッキに辿り着くまでにちょっと時間がかかったものの、フェイスハンターを使い始めてからはそう時間をかけず(多分1時間弱くらい)で輝かせる事ができました。まあ、1ターン目に3匹がキル使って2ターン目に出すだけで最大の仕事をした事になるので輝かせる事自体は簡単です。ただ、輝いた試合の「え?それだけ?」感では1位だったと思います。
以上、1位は「給水係」でした。スタンでも使われなかったような地味なカードというのはワイルドで使われる可能性はほとんど無く、スタン落ちと同時に忘れ去られていくのが普通です。しかし、たまには消えていった彼らに目を向けてあげてもいいのかなと思います。またワイルドで地味なカードを使う配信はやっていきたいと思ってるので、その時また見て頂けたらと思います。