※投稿は2021年5月ですが、フェニックス年の2021年2月に書かれたものです
どうも皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ロンです。
今回は、「ビッグウォリアーに合う地味なミニオンランキング」を発表したいと思います。
コストが高いミニオンは沢山いますが、その中で実際にビッグウォリアーで使われるのは一握りだけ。
じゃあ、使われない理由は何なのか?実際に使ってみたらどの位強いのか?というのを試してみて、強かった順でランク付けしてみました。
では、まずはノミネートされた11枚の地味なビッグ・ミニオンたちを紹介します。
(ブログの仕様で古い記事の画像ファイルが消えてしまうようなので、代わりにテキストで記載します)
万鍵支配者アラバスター
レイヴンホルトの暗殺者
包帯ゴーレム
ボーンチューワーの前衛
グルゥル
ノズドルム
バーリー・ショベルフィスト
悪い大噛み魔術師
動くモニュメント
ザ・ブーム・リーヴァー
探話師チョー
以上、11枚です。既に少し使われているミニオン(月の巨像、疫病始祖ドレイク)や、ビッグウォリアーでやりたい事と噛み合ってないミニオン(雄叫び持ちやアヌビサス・ウォーブリンガーなど)は除きました。
皆さんはどのミニオンが1番強いと思いますか?
また、どのミニオンが1番弱いと思いますか?(探話師チョー以外で)
ぜひ、予想してみてください。
それでは、ランキングを1位から(強い方から)発表していきます。
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1位 包帯ゴーレム
(この中では)かなり強い。学位授与式が引けなくても7マナでまあまあな動きができるのは優秀だし、ビッグウォリアーは3マナのカードが多い(無理強い、魔刃嵐、シールドブロックなど)ので7マナで出せるというのは価値がある。対アグロで(ビッグウォリアーのミニオンにしては)刺さる上、対コントロールでも空の盤面に出すと処理が面倒だったりしてまあまあ働く。ある程度の場持ちの良さと放っておけなさを兼ね備えた、良いミニオンだと思う。
2位 万鍵支配者アラバスター
やはり7マナというのがまず偉いし、倒せなかった時の厄介さは包帯ゴーレムを遥かにしのぐ。その点では不良学生や悪い大噛み魔術師に次ぐだろう。7マナの中立でその性能というのはかなり偉いのだが、ラトルゴアや屑鉄山のコロッサスといったビッグウォリアーのコアカードと比べると場持ちの悪さが痛い。呪文1枚で簡単に死んでしまうので、活躍したのは元々大きいミニオンの処理が不得意な相手との対戦が多かった。アグロ相手だとまず出せない事も多く、強い印象は残すものの活躍の場は「元々ビッグウォリに弱い相手へのダメ押し」というケースが多かったように思う。包帯ゴーレムにはちょっと劣るかなという感じだった。
3位 ザ・ブーム・リーヴァー
出せればものすごく強い。デッキから召喚するのでなくコピーを出すのが偉い所で、デッキのミニオンの数を減らさない。だが、大魔術師ヴァルゴスとの相性が最悪なのは痛い。こいつを採用してしまうとヴァルゴスが採用しづらくなってしまう。それからこいつ自身が超次元断裂機から出てしまうのも凄く厳しい。その辺りの安定感の無さを考えると、微妙だが前述の2枚には劣ってしまうように思った。あと、ビッグウォリアー専用みたいなクラスカードがこんなクソ中立だらけのランキングに参加してしまう事自体が恥だと思う。
4位 ボーンチューワーの前衛
包帯ゴーレムらと同じく7マナだし、アグロに刺さるという点では立派なもの。ただし断末魔も蘇りも無いため対コントロールでは簡単に除去されがちで、顔面を殴りに行けるようなパワーも無い。超次元断裂機から出た場合に痛すぎる事なども考えると、あまり積極的に採用したくはないミニオンだった。
5位 悪い大噛み魔術師
バリューは本当に高い。超次元断裂機から2回出てきたお陰でコントロールプリーストに勝てた事もあるし、OTKデモハンあたりには(出せれば)かなり刺さる。だが、不良学生より2マナ高いくせに性能はむしろ劣っている感は否めない。また同じ10マナ中立の屑鉄山のコロッサスと比べても、対アグロという点でやはりちょっと落ちる。コロッサスと超次元断裂機と合わせて6枚も10マナを採用するのは流石にきついので、普通にデッキを組めば入らないだろう。
6位 グルゥル
この辺からかなり性能が怪しくなってくる。さっきから書いてる通りビッグウォリアーのミニオンは「放置できない事」と「除去しづらい事」が重要で、こいつはまあ放置できなくはあるので最低限の強さはある。また、ビッグウォリアーの8ターン目は「手札が9マナ・10マナだらけでろくな動きができない」という事故が起こりがちでもあるので、そういう時にとりあえず出しておく事もできる。
7位 バーリー・ショベルフィスト
とにかく、手札から出した時の弱さが半端ない。これが本当に9マナ払ってまでする動きなのか、と言いたくなる。もちろん、超次元断裂機などから出しても大したこと無い。順当かつ安定した弱さを持つ、まさに地味なミニオンだった。グルゥルとどっちを下にするかは悩んだが、ステージダイブからカーガスを引きたいときに邪魔という点を重く見てこっちを下にした。
8位 動くモニュメント
まず、出せない。よっぽど手札が枯渇していない限り、こいつを手札から出したくなる日は来ない。そして、10マナも払ってこんなのを出してしまったという事はほぼ敗北を意味する。いくら超次元断裂機や学位授与式から出した時にそこそこ強いと言っても、手札に来てしまった時のダメージを考えると順位はグルゥル以下にせざるを得ない。こいつを何とかしたい場合はバレバレの囮を採用するなどして手札でダブついた大型を処理する仕組みが必要そうだが、今のビッグウォリでこいつに加えてバレバレの囮まで採用することはとてもできない。
9位 ノズドルム
急襲の無いバーリー・ショベルフィスト、挑発が無くてスタッツが悪い動くモニュメント、育たないグルゥル。9マナで実質8/8バニラを1枚出して強いはずが無い。ほぼバニラみたいなもんなので、語る事はあんまり無い。モザキメイジに刺さるような気もするが、使ってる間は当たらなかった。
10位(最下位) レイヴンホルトの暗殺者
7マナだったらなんでもいい訳では無い。まずスタッツが良くないし、隠れ身が生きるようなデッキでも無いし、アグロにもコントロールにも全く強くなく本当に採用理由が分からなかった。特にフェイスローグ戦で学位授与式から出てきた時は頭を抱えた。呪文から出てくれば地味なりに最低限の仕事はするバーリー・ショベルフィストや動くモニュメントと比べると、どんな使い方をしても安定して弱いという点で劣っているように思う。
ランク外 探話師チョー
本当に弱かった。超次元断裂機や学位授与式から出てほしくないのでマリガンで残すのだが、ビッグウォリアーは序盤を呪文に頼るケースが多いので2マナで出すとかなり邪魔になる。ただ、流石に「なんかある」と思われるのか無視はされず、すぐに処理される事が多かった。ただふざけてるだけなのに。
以上、ランキングでした。自分としては10マナミニオンはおおむね予想より下、7マナのミニオンはレイヴンホルトの暗殺者以外予想より上でした。やはり10マナというのは想像以上に使いづらく、7マナだと使いやすい。
その中でも包帯ゴーレムと万鍵支配者アラバスターは真面目にデッキ組む時も採用してもいいなと思いましたが、グルゥルから下の順位を付けたミニオンは本当に弱くて二度と使いたくありません。
また、ラトルゴアと不良学生って強いんだな、とも思いました。やはり有象無象の地味なカード共とは性能が全然違います。他のミニオンを採用するとその2枚が超次元断裂機から出てくる可能性を下げる事になり、特に対コントロールウォーロック等ではラトルゴアが出るか出ないかで勝敗が決まってくるのでいたずらにミニオンを増やすのは考えものです。
という訳で、今回は以上です。ビッグウォリアー使ってる人はぜひ包帯ゴーレムと万鍵支配者アラバスターを試してみてください。もしくは、グルゥル以下のミニオンを採用して苦しんでみてください。
最後に、HsReplayで調べたウォリアーでの採用率ランキング(ラダーで使われたウォリアーのデッキのうち、何%のデッキで採用されているか)を書いておきます。
順位 | 名前 | 採用率 |
---|---|---|
1 | 包帯ゴーレム | 0.07% |
2 | 万鍵支配者アラバスター | 0.50% |
3 | ザ・ブーム・リーヴァー | 0.80% |
4 | ボーンチューワーの前衛 | 0.50% |
5 | 悪い大噛み魔術師 | 0.30% |
6 | グルゥル | 0.05% |
7 | バーリー・ショベルフィスト | 0.50% |
8 | 動くモニュメント | 0.10% |
9 | ノズドルム | 0.30% |
10 | レイヴンホルトの暗殺者 | 0.00% |
ランク外 | 探話師チョー | 0.00% |
参考:それ以外のビッグウォリアーで見るカード
名前 | 採用率 |
---|---|
ラトルゴア | 34.50% |
不良学生 | 28.60% |
屑鉄山のコロッサス | 25.50% |
暴走ブラックウイング | 14.80% |
疫病始祖ドレイク | 2.30% |
月の巨像 | 1.00% |